重力ロール下降機は、ロールの入り口と、出口で、高さが変化するときに、使用されます。
下降機の中での、製品の蓄積は可能ですが、蓄積は加工ライン沿いの下降機の場所や、他の機械との関係によって、必然的に変わってきます。
つまり、このユニットは特別な場所を必要とするわけではありませんが、昇りエレベータユニットと同じように、停止中に、前の機械がライン上に送ってくる製品の数を合わせた長さと同じだけのフリースペースが、機械の前と後ろに必要になります。
下降機は、昇りエレベータ(参照)と同じく、人や、物を、ロール搬送ラインの下の通り道を作るために使用することもできます。
下降機は、1ライン、2ライン、3ライン、4ラインに使うことができます。
高さの違いは、2メートルから4メートルの間でなければなりません。下降機の調節は、手動で、1箇所で行います。
下降機の形状は、S型または、C型となっています。